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HiRO's English Lesson: The 3rd Lesson :-)
VDFXのBBSでは、本日未明に突如ニュースが流れた「ボーダフォン日本法人、ソフトバンクへ売却へ」の話題で盛り上がっています。私の見解はITmedia +Dブログ支局に書くことにして(こちらです)、ブログの「本局」で人気が高いコンテンツの一つ、「HiRO's English Lesson」を久々にやってみたいと思います。3ヶ月ぶりスマソ。
もちろん、今日のテキストは英国本社が発した、今回の件に関するコメントです。
Announcement re Vodafone Japan
Vodafone Group ("Vodafone") has noted today's press speculation regarding its Japanese subsidiary.
Vodafone confirms it is in discussions regarding a potential sale of a controlling interest in Vodafone Japan to SoftBank. These discussions may or may not lead to a transaction.
A further announcement will be made in due course.
もちろん、今日のテキストは英国本社が発した、今回の件に関するコメントです。
Announcement re Vodafone Japan
Vodafone Group ("Vodafone") has noted today's press speculation regarding its Japanese subsidiary.
Vodafone confirms it is in discussions regarding a potential sale of a controlling interest in Vodafone Japan to SoftBank. These discussions may or may not lead to a transaction.
A further announcement will be made in due course.
まず、これが載っている場所は、英国本社HPの「Media Centre」です。
いかにも英国のリリースです。米国式につづれば「Media Center」となります。決してミスタイプではなく、米国では伸ばす音は原則的に〜erに置き換えているのです。その方が合理的かも知れませんが、私はこの米語的綴りは嫌いです。例えば、centre(「中心」の意の名詞)を「中心の」という形容詞にしたいとき、英国式なら普通にeを取ってal(→central)をつければおしまいですが、米国式のcenterだとそういった文法上のお約束が通じなくなります。
おっと、話が逸れました。では、辞書引きと文法解説。
分からないときは、いつものように「エキサイト辞書」で調べると早いですよ。ベースは英和辞書として学習者・教員に多く支持されている研究社の「新英和中辞典」(第6版)ですから。
Announcement...「発表」「告知」という意味の名詞です。動詞に〜mentをつけて名詞にする形はmovement(move=「動く」の名詞形「動き」、「運動」)などよくあるパターンです。
re...「…に関して」。さすがにこれは私も辞書を引きました。実は元はラテン語で、こういう商取引関係、法律関係の文章で出てくるらしいのです。
note...日本語で言う「ノート」ではありません。それはnotebookです。名詞では「記録」「メモ」などという意味になります。ここでは「注意する」「特に言及する」という意味の動詞です。
で、何で「has」(“have”の3人称単数現在形、いわゆる「3単現」)が前に付いているのか。実は、これが英語らしい表現という奴です。ただの現在形にせず、「has noted〜」(have+過去分詞)とすることで、現在も(ボーダフォンは)注意を発し続けているという、物事の継続性を表しています。思い出しましたか? 中学校でやった「現在完了形」という奴です。
日本語には訳しづらいところですが、ニュアンスを活かして無理矢理直訳すれば、「ずっと注意し続けているよ(おそらく今後あるであろう、正式発表のその時まで)」ということです。これが使えるようになると英語での日常会話らしくなってきます。
speculation...「推測」(名詞)
regarding...「〜に関して」(前置詞)
subsidiary...「従属して」という形容詞の意味もありますが、ここでは「(親会社に従属している)子会社」という名詞です。まとめれば「日本の子会社に関する・・・」となります。
confirm...「確認する」。特にあやふやな噂などを追認するときに使う表現です。皆さんの中にも海外旅行の航空券を「コンファーム」した経験がある人がいるかも知れません。予約通りに必ず乗るからね、と「確認する」訳です。
この後に、また新しい文章 it is〜と続きますが、実はitの前には「that」が隠れています。そうです、First Lessonにも出てきた、文章が長いからthat以下で長々と説明している、いわゆる「関係代名詞」なのですが、このように目的語(〜を、〜に)というときの関係代名詞thatは省略される傾向にあります。つまり、it is〜以下を「確認する」というわけです。
discussions...もちろん「ディスカッション」=議論の意でいいですが、より日本語らしくするなら「検討している(事)」とすればいいでしょう。
potential...「潜在的な」、「可能性のある」(形容詞)。「ポテンシャル」という言葉は聞いたことがあると思います。
interest...「興味」「関心」という名詞です。おそらくinterested(形容詞、「興味のある」)、interesting(形容詞、「興味を起こさせる」→「おもしろい」)の方がよく教科書には出てくると思います。もちろん、その前の「コントロール」はいいですよね。だから、controlling interestとすると、熟語的に「支配的利権 《会社経営の実権を握るための 50%を超える株式の保有》」となります。株式保有50%の攻防って、どこかの国でも聞いたことがありますね。
ここで注意したいのが、いつも口うるさく言っている、じゃなかった、「書いている」ように、英語には決してレ点、一二点は振らないでください(実際に振らずとも、後ろから戻ってこない、という意味で)。下手に振ると事実関係を間違えやすくなります。分からなくなったら頭から訳す。つまり、「可能性のある売買」、何のかといえば「支配的利権」、どこのかといえば「ボーダフォン日本の」、どこにか、「ソフトバンクに」です。
lead...「導く」の意の動詞です。指揮者は楽団を、社長は会社を「リード」しますね。
transaction...「業務」や「売買」という意味の名詞です。
しかし、実に慎重な言い回しです。
may or may not、つまり「それらの検討は売買を導くかも知れないし、導かないかも知れない」、つまり、「正式決定ではないよ」とはっきり意思表示しています。
further...(時間、距離などが)「さらに先の」。
in due course...これは割とよく使われるイディオム、「やがて」です。プレスリリースらしく訳すなら「適切な時期が来たら」とでもしましょうか。
今回はいっぱい単語・イディオムを書きましたから、これで訳せますね。実は大したことを言っていないことがよく分かると思います。
英語が難しいと思っている方、それは単語を忘れていることが大きな原因です。かくいう私も、今回は辞書をいっぱい引きましたorz
いかにも英国のリリースです。米国式につづれば「Media Center」となります。決してミスタイプではなく、米国では伸ばす音は原則的に〜erに置き換えているのです。その方が合理的かも知れませんが、私はこの米語的綴りは嫌いです。例えば、centre(「中心」の意の名詞)を「中心の」という形容詞にしたいとき、英国式なら普通にeを取ってal(→central)をつければおしまいですが、米国式のcenterだとそういった文法上のお約束が通じなくなります。
おっと、話が逸れました。では、辞書引きと文法解説。
分からないときは、いつものように「エキサイト辞書」で調べると早いですよ。ベースは英和辞書として学習者・教員に多く支持されている研究社の「新英和中辞典」(第6版)ですから。
Announcement...「発表」「告知」という意味の名詞です。動詞に〜mentをつけて名詞にする形はmovement(move=「動く」の名詞形「動き」、「運動」)などよくあるパターンです。
re...「…に関して」。さすがにこれは私も辞書を引きました。実は元はラテン語で、こういう商取引関係、法律関係の文章で出てくるらしいのです。
note...日本語で言う「ノート」ではありません。それはnotebookです。名詞では「記録」「メモ」などという意味になります。ここでは「注意する」「特に言及する」という意味の動詞です。
で、何で「has」(“have”の3人称単数現在形、いわゆる「3単現」)が前に付いているのか。実は、これが英語らしい表現という奴です。ただの現在形にせず、「has noted〜」(have+過去分詞)とすることで、現在も(ボーダフォンは)注意を発し続けているという、物事の継続性を表しています。思い出しましたか? 中学校でやった「現在完了形」という奴です。
日本語には訳しづらいところですが、ニュアンスを活かして無理矢理直訳すれば、「ずっと注意し続けているよ(おそらく今後あるであろう、正式発表のその時まで)」ということです。これが使えるようになると英語での日常会話らしくなってきます。
speculation...「推測」(名詞)
regarding...「〜に関して」(前置詞)
subsidiary...「従属して」という形容詞の意味もありますが、ここでは「(親会社に従属している)子会社」という名詞です。まとめれば「日本の子会社に関する・・・」となります。
confirm...「確認する」。特にあやふやな噂などを追認するときに使う表現です。皆さんの中にも海外旅行の航空券を「コンファーム」した経験がある人がいるかも知れません。予約通りに必ず乗るからね、と「確認する」訳です。
この後に、また新しい文章 it is〜と続きますが、実はitの前には「that」が隠れています。そうです、First Lessonにも出てきた、文章が長いからthat以下で長々と説明している、いわゆる「関係代名詞」なのですが、このように目的語(〜を、〜に)というときの関係代名詞thatは省略される傾向にあります。つまり、it is〜以下を「確認する」というわけです。
discussions...もちろん「ディスカッション」=議論の意でいいですが、より日本語らしくするなら「検討している(事)」とすればいいでしょう。
potential...「潜在的な」、「可能性のある」(形容詞)。「ポテンシャル」という言葉は聞いたことがあると思います。
interest...「興味」「関心」という名詞です。おそらくinterested(形容詞、「興味のある」)、interesting(形容詞、「興味を起こさせる」→「おもしろい」)の方がよく教科書には出てくると思います。もちろん、その前の「コントロール」はいいですよね。だから、controlling interestとすると、熟語的に「支配的利権 《会社経営の実権を握るための 50%を超える株式の保有》」となります。株式保有50%の攻防って、どこかの国でも聞いたことがありますね。
ここで注意したいのが、いつも口うるさく言っている、じゃなかった、「書いている」ように、英語には決してレ点、一二点は振らないでください(実際に振らずとも、後ろから戻ってこない、という意味で)。下手に振ると事実関係を間違えやすくなります。分からなくなったら頭から訳す。つまり、「可能性のある売買」、何のかといえば「支配的利権」、どこのかといえば「ボーダフォン日本の」、どこにか、「ソフトバンクに」です。
lead...「導く」の意の動詞です。指揮者は楽団を、社長は会社を「リード」しますね。
transaction...「業務」や「売買」という意味の名詞です。
しかし、実に慎重な言い回しです。
may or may not、つまり「それらの検討は売買を導くかも知れないし、導かないかも知れない」、つまり、「正式決定ではないよ」とはっきり意思表示しています。
further...(時間、距離などが)「さらに先の」。
in due course...これは割とよく使われるイディオム、「やがて」です。プレスリリースらしく訳すなら「適切な時期が来たら」とでもしましょうか。
今回はいっぱい単語・イディオムを書きましたから、これで訳せますね。実は大したことを言っていないことがよく分かると思います。
英語が難しいと思っている方、それは単語を忘れていることが大きな原因です。かくいう私も、今回は辞書をいっぱい引きましたorz
Comments
それはちょっと失礼だと思いますよ。ここのスタッフはこのサイトやブログが本業ではありませんから。HiROさんもIT-Mediaとて本業ではありません。本業が多忙なときは休みがちになるものです。
私もこの週末の休み以降は、本業が決算業務のため4月15日まで休みがありません。趣味でサイト運営している人ってそんなものです。理解してあげてください。
司馬君:
でしょ。で、単語を忘れない秘訣は、「常に英語に触れ続けること」。これが私にもなかなかできないのですが、NHKテレビの「英語でしゃべらナイト」あたりは結構おもしろいですよ。
所詮、語学はコミュニケーションの道具。日頃から英語にも「コミュニケート」しないとね。
leiさん:
「前から訳す」は私が習ってきた英語の先生が共通して言っていたことですね。そこでキーになるのは「前置詞」。いつか特集したいと思いますが、前置詞をマスターすれば「前から訳」しても意味を取り違えることはなくなります。
なんか、とっつきにくかったし。
ちなみに、私は訳わからんときは、ストレートに前から訳して混乱して終了。
あ、その前に英文に触れることが少ないです。拒否反応が出ます。(涙)
それにつきるな・・・。
大学の授業ではそれを実感したよ^^;
ここでも実感したが・・・・(恥)
で、英文の内容は・・・・ここで言うとレッスンにならないので書かないけど、^^
大したことは言ってませんね。たしかに・・・^^;
そういえば報道ステーションでもボーダフォン買収の件をとりあげていたけど、こちらも大したことは言ってなかったです^^